Lost-Life





コンピュータ依存の高校生のひとりごと
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なぜ"ケータイ"小説なのか
 小さな物語の大きな市場 - 書評x2 - ケータイ小説論二冊
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51003444.html

 タイトルと小飼の書評はこれっぽっちも関係ない。

 俺は自分のことを"ケータイ小説のことをあまりよく思っていない派"だと思っている。もともとモバゲーが嫌いだったり、中途半端なスペックの情報端末であるケータイが嫌いだったりするために、当然と言えば当然かもしれない。

 俺の解釈では、ケータイ小説はWeb2.0である。最近のケータイはWeb2.0的なサービスが非常に多いように思う。
 以前記事に書いたように、現実世界では難しい「一般人の主張」というのを、ネットでやることによって、現実世界でやるよりも幅の広い意見交換や自分主張をすること、それがWeb2.0だと思っている。定義づけされてないから、ここではこう定義する。

 では、なぜ"ケータイ"小説なのだろうか。コンピュータのブラウザで閲覧することを目的としたウェブページでの自作小説の披露というのは、ケータイが若者に普及するずっと前から行われていた。俺はそれを小学生のときに読んでいた。
 やっていることは、今のケータイ小説となんらかわりなかったが、それらが本になって売れることはなかった。もっとも、PCで流行っていた自作小説というのは二次創作が多かったから仕方ないのかもしれないが、オリジナルのものでも逸品はあった。かくいう俺も、小中学生時代はオリジナル作品をウェブスペースにあげていたりしていた。

 それなのにどうして今、ケータイ小説が流行っているのだろうか。なぜPC小説は流行らないのだろうか。

 PC小説は絶対的に書籍化されなかったり、誰からも好かれないということはない。本になって売れに売れた作品だってある。一般人(パソコンに詳しくない方々)にさえ強い印象を与えたあの「電車男」だってインターネット上で公開されていたものだ。実際、こいつは小説ではなく、掲示板の書き込みの模様を書籍化しただけのものだが、その後のドラマ化や映画化、漫画化などを考えると、今のケータイ小説とあまり変わらない。
 たぶん、この「電車男」で、一般人の目が"インターネットのこちら側"から"インターネットのあちら側"に移った(或いは視野拡大か)のだと思う。一般人の目、つまりは一般人の興味がインターネットのあちら、インターネットという無限のネットワークに向けられたのだ。
 「電車男」の爆発的人気は、俺のようなインターネットやパソコンのヘビーユーザーにとって、あまりいいものではなかった。アレの過剰なメディア進出によって、2chを使う人間をはじめとするパソコンを使う人間のイメージが歪んだまま固定されてしまったように思う。
 今、「オタクは気持ち悪い」というのが一般人の一般的イメージだが、「電車男」が流行る前は「気持ち悪いオタク」という意味の"キモオタ"という言葉が存在していた。つまり、標準のオタクは気持ち悪くなかったのだ。見た目にインパクトのあるお笑い芸人がウケるように、オタクのインパクトのある部分だけが表面化されてしまった。オタクの一般的イメージはそういう経緯で出来上がってきている。


 人々の興味が"インターネットのあちら側"に向けられると、インターネットを介してサービスを提供する企業が、興味を持った人を使って金を稼ごうと考える。これが、ケータイ小説が流行るワケだと思う。
 モバゲーのDeNAは、大量の中高生の間で普及しているケータイに目をつけて、ケータイコミュニティサイトを作り上げた。オオアタリして大儲けしているのは言うまでもないが、今現在、モバゲーは中高生の利用者を篩いにかけている。金になるからといって、中高生に好き放題していい場所を提供するのは道徳的に問題がある。たぶん、この影響でDeNAの儲けは減るだろう。篩い落とされるようなユーザーがDeNAの利益を支えていたのだから。だが、あの女社長はしっかり先が見えている。なにかやってくれるはずだ。

 「電車男」が流行りだした時、「パソコンが儲かる」と考えた企業と「ケータイが儲かる」と考えた企業で分かれたんだと思う。
 パソコンで儲けようとした企業は、大容量データ通信が可能なパソコンの長所を生かして「ニコニコ動画」のようなサービスを展開した。有料会員制度、広告、動画に付加するデータの販売による利益確保など、ケータイと比べると数は劣るが、広い金儲けの手法を生み出した。ひろゆきは面白けりゃいいらしいけど笑
 ケータイで儲けようと考えた企業は、中高生を主とする膨大で単純なユーザーを相手にウェブスペースの提供、それに広告を貼って収入を得たりした。そのウェブスペースはまさに宝の山、中高生を主とする膨大で単純なケータイユーザーから人気を集めた小説などを表へ進出させて、ウェブスペースの知名度をあげる。これは膨大な数と、単純なユーザーを利用したとても効率のいい金儲けの手法だと思う。
 出版社も、「膨大で単純なユーザーは手っ取り早く儲かる」ということに気づいたのだろう。


 残念ながら、俺はPC小説は読んでも、ケータイ小説は読まない。どうしてこんなに広いブラウザ表示領域があるのにわざわざチマチマ表示される文を読まなければならないのだろうか笑 コンピュータオタクにとって、ケータイ用というのはすべてにおいてウザい。
 だから、ちゃんとした書評をすることはできないのだが、恨むなら俺ではなくケータイ小説発生の温床環境を恨んでほしい。



 とにかく、小飼オススメの二冊は読みたい。




 まとまんねー

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